✩白髪染め✩
まず、白髪染めについてですが、白髪染めは白髪をしっかり染める為にファッションカラーよりも染料が多く入っています。
しっかり白髪を染めるためにある程度暗めの色で染めるか、少し白髪が浮いても明るく染めて馴染ませてぼかすかになりますね 。
✩ファッションカラー✩
では次に、ファッションカラーについてですが、基本的にいろんな明るさ・色に染められます。
カラーをする際の基本的な知識を説明していきます。
前に説明した通り、ヘアカラーは髪の色を抜くのと同時に、色味も入れられます。
この、色を抜くことによって地毛の明るさが変化します。
髪は明るさの変化によって黒~茶色ベースに赤味~オレンジ~黄色と、地毛の色が変化していきます。
これを踏まえると、色味を綺麗に入れたいなら地毛に出ている色味に近い色で染めると持ちがよく、綺麗に染まります。
また、人それぞれ赤みが強い髪だったり黄味が強かったりするので、それも合わせると良いでしょう。
そして髪色を明るくしたいなら当然色味は薄くなります。色味を強く入れたらそのぶん明るさが暗くなってしまうからです。
また、同じ明るさに設定しても、色が違えばもちろん明るさも違って見えます。例えば黄色は色味の中で一番明るく見えますし、逆に紫は一番暗く見えます。
そう考えると、普通にヘアカラーしただけでは強く色味が出せなかったりします。 これも理論的に無理だからです。
強く色味を出したいなら、ブリーチしてからヘアカラーかヘアマニキュアで色をかぶせないと厳しいです。
普通にヘアカラーをすると、黒から茶色になった地毛に対して色味をのせるので、茶色に薄ら赤み・茶色に薄らピンク・・・な感じになります。
また、大体は緑・青・紫の色味はとても分かりにくいです。青はアッシュ系ってことで寒色系の代名詞的な感じはあり、よく使いますが。
比較的、色味が分かりやすいのは8・9レベルくらいの明るくもなく、暗くもなく・・・の明るさだと思います。
✩ヘアマニキュア✩
次に、ヘアマニキュアは髪を明るくする力はないため、白髪やヘアカラーなどで明るくした髪にだけ色がつくような感じになるので、やろうと思えば赤や青・緑などの原色にも出来ます。
たま~に紫の髪色したおばあちゃんとか見たことありますよね?あれです。
私もいつか真っ白の髪になって、一度でいいからド派手にしてみたいですが(笑)
さて、このヘアマニキュアなのですが髪の表面にコーティングするような感じになるので、ヘアマニキュア後にヘアカラーをしても染まりません。
もしヘアマニキュア後にヘアカラーをしたいなら、表面のヘアマニキュアが自然に落ちてから(約4週間ほど経ってから)ヘアカラーをしましょう。
パーマをかける場合も、もちろん髪の表面についたヘアマニキュアによって薬の浸透を邪魔されますのでパーマも少しかかりにくくなります。
さらに、パーマ液によって色が落ちてしまいますので、同時にやるときはヘアマニキュアが必ず最後になります。
また、ヘアマニキュアは髪の表面にコーティングされるような感じなので、落ちてくると人によっては髪がパサパサ・ボッサボサになってしまい、見た感じは綺麗じゃないことも多いです。
ヘアカラーだと傷むからヘアマニキュアにするという方もけっこういますが、以上の理由やヘアカラーやヘナの方が綺麗に染まるし持ちもいい、しっかり根元から染められる(ヘアマニキュアは頭皮についたらなかなか落ちないので、頭皮につかないように根元を少し開けて染める)ので、私はあまりヘアマニキュアはお勧めしません。
気になった方
是非、当店にお越しください。