まず、お風呂に入る前に、しっかり髪の毛をブラッシングしましょう。
見落としがちなところですが、ブラッシングはとても重要です。
洗っている最中に髪が絡まるのを防ぐだけでなく、余分なホコリやゴミが落ちるので、これだけでも十分、きれいな髪に近づく一歩と言えるのです。
そして、シャンプーをつける前に、まずはお湯で髪をよく洗い流します。
これも、髪の毛全体をざっと濡らすのではなく、頭皮全体がお湯で浸るくらい、しっかりと濡らしておくことが肝心です。
汚れやホコリはもちろん、ワックスやヘアスプレーなどの中には、水で落ちるものもあるので、お湯で洗い流すだけでも十分綺麗になるのです。
実は、ここまでの段階で、既に髪の毛の汚れの半分以上が落ちているので、まずはシャンプーをつける前に、これらのことを意識してみましょう。
髪の毛と頭皮をお湯で流したあとは、いよいよシャンプーに入ります。
シャンプーは適量を手にとり、髪の毛ではなく、頭皮に直接もみこんでいくイメージでなきませていきます。
洗い心地が良いせいか、一生懸命泡立てようとして、大量にシャンプーをつける方がいらっしゃるのですが、頭皮の汚れは泡で落ちるものではないので、たくさんつけてもあまり意味はありません。
頭皮の汚れは、指で落としていきます。
洗うときは、そのまま頭皮をマッサージするような感覚で洗っていきましょう。
爪をたててゴシゴシ洗ってしまうと、知らず知らずのうちに頭皮は傷つき、薄毛などの髪トラブルの原因となりますので、手から力を抜いて、指の腹を細かく動かしながら、洗っていくことが大切です。
髪の毛は、頭皮を洗うときの泡で、自然と汚れは落ちていきますので、髪の毛だけを後から洗う必要はありません。
最後に、シャンプーを落とすときは、念入りにしっかりと洗い流すことを心がけましょう。